2007年 09月 03日
8月17日金曜日:香川(MIMOCA) |
腹ごしらえの済んだ我々は、ここ香川での第一目的地「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」へ
向けて出発。
この美術館はMIMOCAの名前で親しまれ、丸亀駅の目の前という超便利な場所にある。
ここで開かれている「エルネスト・ネト展」に行くためわざわざ丸亀までやってきたのだ。
エルネスト・ネトはブラジル出身の空間インスタレーション系アーティスト。
日本での大規模な個展は今回このMIMOCAが初ということでとても楽しみにしていた。
(写真:tonka)
中に入り、まずは常設展をじっくり鑑賞。
天井が非常に高く、空間がたっぷり使ってあってとても気持ちいい。
続いていよいよ「エルネスト・ネト展」へ。
結果を先に言うと「大満足」。
言葉で多くを語るのは難しいので省略させていただき、内部の写真から汲み取ってほしい。
ちなみに作品内ではフラッシュを使用しなければ撮影は自由です。
(写真:tonka)こどもがはしゃぐ真っ白な”ふとん部屋”
(写真:tonka)いろんなオブジェ(ビーズクッション)
(写真:tonka)大人も遊び始める
(写真:tonka)ヨメも遊び始める
(写真:tonka)カラーボール入りドレスでおめかし
(写真:tonka)ミクロな世界に
(写真:tonka)カラマッタ!!
(写真:tonka)巨大クッションのボールプール!
(写真:tonka)サイコーッ!
とまあ、このようにたっぷりと堪能させてもらいました。
そして最後にちょっと感動したのがこれ
(写真:tonka)
これは作品全体を引き上げて支えている重りなんです。
作品で使用されているのと同様の布を使用して、中にターメリックとクローヴが
それぞれ80kgずつ入れてあるそうです。
そして、この布が細かいメッシュであるため、作品内で人が動いたり触ったりする度に
その振動で少しずつ中の粉が周りに落ちる。
そしてそれによってその2種類のスパイスの香りが広がるという仕掛けになっているのです。
その香りによって中の人々はリラックスし、より作品に触れたくなるような開放的な気分に
させられ、連鎖が続いていくこの構造にいたく感動しました。
体験型の空間インスタレーションの多くが体験型と言いつつもその方向が一方的であったり
使用方法などが設定されているものが多いのに対し、この個展はそういったところが
一切なく(実際破れた箇所を補修するのも展示の一環になっている)それぞれが自由な
楽しみ方で作品を”作り上げて”いた。
また、エルネスト・ネトは会場毎に作品の設計をするため、同じ作品は二度と体験出来ない。
これはぜひともまた別の会場で体験したい。
さて、気付いたら昼前。
遊びつかれた我々は美術館のカフェで休憩。
そこで食べたスイーツが絶品!
(写真:tonka)エルネスト・ネト展に合わせた特別メニュー、白くてフワフワ~のミルクアイス
本当に四国に来てから食べ物が旨い!外れなし!
なんだか非常に我々に優しい土地でした。
といったところで大きな目的を大当たりのもと果たした我々はようやく帰路に着く。
しかしせっかく四国に来たのだからということで、近くにある88箇所の札所のひとつに
寄る事になったのです!
つづく
向けて出発。
この美術館はMIMOCAの名前で親しまれ、丸亀駅の目の前という超便利な場所にある。
ここで開かれている「エルネスト・ネト展」に行くためわざわざ丸亀までやってきたのだ。
エルネスト・ネトはブラジル出身の空間インスタレーション系アーティスト。
日本での大規模な個展は今回このMIMOCAが初ということでとても楽しみにしていた。
(写真:tonka)
中に入り、まずは常設展をじっくり鑑賞。
天井が非常に高く、空間がたっぷり使ってあってとても気持ちいい。
続いていよいよ「エルネスト・ネト展」へ。
結果を先に言うと「大満足」。
言葉で多くを語るのは難しいので省略させていただき、内部の写真から汲み取ってほしい。
ちなみに作品内ではフラッシュを使用しなければ撮影は自由です。
(写真:tonka)こどもがはしゃぐ真っ白な”ふとん部屋”
(写真:tonka)いろんなオブジェ(ビーズクッション)
(写真:tonka)大人も遊び始める
(写真:tonka)ヨメも遊び始める
(写真:tonka)カラーボール入りドレスでおめかし
(写真:tonka)ミクロな世界に
(写真:tonka)カラマッタ!!
(写真:tonka)巨大クッションのボールプール!
(写真:tonka)サイコーッ!
とまあ、このようにたっぷりと堪能させてもらいました。
そして最後にちょっと感動したのがこれ
(写真:tonka)
これは作品全体を引き上げて支えている重りなんです。
作品で使用されているのと同様の布を使用して、中にターメリックとクローヴが
それぞれ80kgずつ入れてあるそうです。
そして、この布が細かいメッシュであるため、作品内で人が動いたり触ったりする度に
その振動で少しずつ中の粉が周りに落ちる。
そしてそれによってその2種類のスパイスの香りが広がるという仕掛けになっているのです。
その香りによって中の人々はリラックスし、より作品に触れたくなるような開放的な気分に
させられ、連鎖が続いていくこの構造にいたく感動しました。
体験型の空間インスタレーションの多くが体験型と言いつつもその方向が一方的であったり
使用方法などが設定されているものが多いのに対し、この個展はそういったところが
一切なく(実際破れた箇所を補修するのも展示の一環になっている)それぞれが自由な
楽しみ方で作品を”作り上げて”いた。
また、エルネスト・ネトは会場毎に作品の設計をするため、同じ作品は二度と体験出来ない。
これはぜひともまた別の会場で体験したい。
さて、気付いたら昼前。
遊びつかれた我々は美術館のカフェで休憩。
そこで食べたスイーツが絶品!
(写真:tonka)エルネスト・ネト展に合わせた特別メニュー、白くてフワフワ~のミルクアイス
本当に四国に来てから食べ物が旨い!外れなし!
なんだか非常に我々に優しい土地でした。
といったところで大きな目的を大当たりのもと果たした我々はようやく帰路に着く。
しかしせっかく四国に来たのだからということで、近くにある88箇所の札所のひとつに
寄る事になったのです!
つづく
by daisukematsusaka
| 2007-09-03 21:44
| Diary